目次
伸びる人と伸びない人
他人のことをとやかくいえる人間ではないのですが、
伸びる人と伸びない人の違いはどこにあるのか、が気になります。
職業柄、自分も伸びなければならないし、他者も伸ばす必要があります。
努力について
日本人は大好きなんじゃないか。努力。諦めないこととか、継続することとか、美徳ですからね。
努力を自分なりに定義してみます。
同じ思考や方法など、過去の延長で、主に量をプラスして積み上げること。
訓練や我慢のニュアンスが近い。
例えば、2000mエルゴのスコアを4秒上げるという目標に対して、
努力というのは、20分漕を乗艇練習後にやる、30分×2のラップタイムを0.5秒上げる、
体幹トレーニングをやる。というイメージです。
変化について
一方、変化とは何か。これが難しいと思います。
思考や実践方法を抜本的に変えること。古いものを捨てて新しいものを取り入れること。
例えば、同じように2000mエルゴのスコアを4秒上げる目標に対して、同じ30分×2をやるとしても、
漕ぎを変えるためにコーチをもらうとか、コーチをもらうのも、
理学療法士等の専門家、ロウイングとは関係ない視点をもらう、
スピード(ラップタイム)を下げてでも、姿勢や筋肉の使い方を変える、など。
変化×努力が最強
思うに、伸びない人は、ひたすら努力だけをしていて何も変わっていないことに気づかないでいるのではないでしょうか。
一方で、伸びる人は、過去うまくいった方法を手放すとか、
他者に欠点を指摘されるような場面でも意見を受け入れるとか、
プライドを捨てるのがうまく、改善につなげているのではないでしょうか。
そのうえで、勘違いしてはいけないのは、突出して成果を出すためには
努力することが必要不可欠だということでしょう。