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朝食を完全無欠コーヒーに置き換えて1ヶ月経過したので効果をレポートしてみる。

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目次

完全無欠コーヒーとは

バターコーヒーとはコーヒーにバターを加えたものですが、完全無欠コーヒーはデイヴ・アスプリー氏が提唱する、バターコーヒーにMCTオイルを加えたものになります。

ちなみに私は、書籍は読んでいません。(読んでないんかい!)

この書籍のメインは、完全無欠コーヒーを朝食替わりに摂取するというもの。この置き換えが重要で、食物を摂取しない時間を15-18時間作ることで、脂肪を燃焼させる代謝に切り替えることができます。
ちなみに、「毎日0.5キロ痩せて」と書いてありますが著者の減量前の体重は一般的な日本人よりもかなり大きいので参考にならないと思います。

期待される効果

  • 炭水化物の不足による脂肪の燃焼
  • 体重減少
  • 脳の活性化

作り方

情報が溢れている現代。気になったことは自分で確かめてみるほか、本当に価値ある情報にはなり得ないと考えます。この実験主義というか、実証主義みたいなもの、意外と大切なのではないかと思っています。そんなわけで実践してみました。

材料

  • コーヒー(カビのないオーガニックを推奨)
  • グラスフェッドバターもしくはギー
  • MCTオイル
材料は全てAmazonで購入しました。

Amazonで、条件を満たすものの中から価格の低いものを選びました。購入時価格で、1杯約100円です。順に説明します。

コーヒー

本来は豆から飲む時にその場で挽いて煎れるのが良いのでしょうが、時間がかかることと洗い物が増えることを考えた結果、私はインスタントを利用しています。著者はコーヒーカビについて言及しているようですが、アメリカと日本では検査基準等が違うようで、国内で購入可能な一般的なコーヒーであれば特に問題なさそうです。私が使っているものは以下です。こちらを2g使用します。

グラスフェッドバターまたはギー

grass:牧草
fed:食料を与えられた
基本的に牛や豚は穀物飼料を与えられて育っています。グラスフェッドとは、自然に放たれて牧草を食べている、という意味になります。広大な大地でストレスもなさそうですね。グラスフェッドバターは不飽和脂肪酸が中心となり、中性脂肪を減らす働きがあります。私は肉類のフライパンでの加熱調理にも使用しています。こちらもリンクを貼っておきます。小さじ0.5-1杯使用します。

MCTオイル

このオイルもポイントだと思われます。MCTとは中鎖脂肪酸を意味します。通常の油脂よりも早くエネルギーになります。詳しくは下記リンクをご覧ください。MCTオイルは小さじ2杯ほど使用しています。


消化・吸収後の経路が異なるため、MCTは、一般的な油に比べて、4~5倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長です。

https://www.nisshin-mct.com/contents/page195.html

攪拌

しっかり溶かすことで、腸管での吸収を促進します。私は材料に90℃のお湯を注ぎ攪拌しています。リンクの動画は導入初期のものですが、こんな感じでキャンドゥのミルクフォーマーを使ってミックスしています。ジューサー(ブレンダー?)の方がよく乳化できることを確認済みなのですが、手間には勝てなかったです。

結果

実践していることは、朝食を完全無欠コーヒーに置き換えること、夕食をできるだけ早く(できれば20時までには)摂ること、です。昼食は安定して12-13時あたりに食べることが多いです。


昼食を12時に摂るとして、前日の夕食から15時間空けることを逆算すると、夕食は21時までに摂れれば合格点、ということになります。

感じている効果は以下のとおりです。

  • 昼食まで、およびそれ以降も空腹感がほぼ無い
  • それゆえにスナックやスイーツへの欲は無い
  • 集中力が高い

脂肪分でカロリーを摂取しているせいか、空腹感がありません。これには驚きでした。ちなみに私は、起床時にまず水を150mlくらい飲み、バターコーヒーを300mlほど飲み、その後カップについた油脂を取るために再度白湯を沸かして300mlほど飲み、と、朝食時に750mlの液体を飲んでいることになります。

また、空腹にはならないので何かを摘むということがありません。そもそも、手元にお菓子類がないのですが(笑)
糖質を摂取すると血糖値が上昇し下降する過程で再び糖質を摂取するように脳が働きかけますが、摂取しているのが脂肪分のみなので、これが起きません。

私は炭水化物が大好きなのですが、食後の眠気が強烈で、特に昼食後はいつも悩まされていました。今回この置き換えにより糖質摂取による血糖値の乱高下作用をまざまざと体感し、昼食も低GIを心がけることができ、昼食後の眠気を抑えられるという副次的な効果もありました。

私はコーヒー自体は好きなのですがカフェイン耐性が弱く、すぐにトイレに行きたくなるのですが、脂肪とともに摂取することにより吸収スピードが落ちるのか、排便回数も増えませんし、カフェイン切れによる集中力の低下もなく、ずっと集中状態を維持することができます。

最後に、気にしている方が多いと思われる体重減少についてです。

体重(kg)体脂肪率(%)日付
開始55.713.88/19
1ヶ月後55.011.79/19
最大値56.713.88/26、8/19
最小値54.611.29/16、9/18
それぞれの数値は、起床時排尿後
最大値および最小値については、体重と体脂肪率の記録はそれぞれ違う日付

完全無欠コーヒーによる置き換えのみを実施しているわけではないので、正確な対照実験ではなく、糖質摂取量の減少も含む減量の結果になります。筋力トレーニングは行っていますが、有酸素運動はほぼ行っていません。1ヶ月間で1kg以上の体重減、約2%の体脂肪率減となりました。体脂肪率の減少は、脂肪の摂取量が増えているため驚きの結果となりました。

職業柄もともと体重は低いですし、減量すると決めたら達成するまでしなければならないので、その点はあてにならないかもしれませんが、私は今のところ不調なく減量に成功しています。ただ、この方法が科学的に正しいのかどうかは議論されており、エビデンスの欠落も指摘されているようですので、参考にされる方はご自身の判断で、健康に留意して取り入れてみてください。

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