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どうしても、逸れることがある
昨日は陸トレで今日は乗艇。暑いけど、少し時間を遅らせればなんとか、という感じ。
乗艇するときのポイントはクルーで一つにしている。
そのポイントを達成させるための項目は、簡単に考えられるだけでも2-3個出てくると思う。
フネに乗っていると悪い部分が目立ってしまって、どうしても、ここを直そう、変えようと「がんばって」しまう。
この足掻いている状態ってすごくノイズが多いと思う。
そうすると、あっちも気にしてこっちも気にして、となんだか忙しくなって、何をやっているのか分からなくなる。
そういう状態が、エイトで言うと9人分発生しているのであって、
これではパフォーマンスが低くなることはなんとなくでもわかると思う。
選択すること
即時的な改善ポイントのコールが必ずしも悪いわけではないけど、イメージを刷り込んだ
キーワードでないと効果は薄いことが多いし、漕手にとってノイズになることの方が多い。
あれこれ浮気せずに、今回はこれをやるんだ!と選択しなければならない。
不安や迷いを取り除き、クリアな状態に導くことが、コックスの大切な役割の一つだと思う。
何かは疎かになる
あることに集中していたら、別のあることは疎かになる。これは避けられないと思う。
そういったネガティヴな事象(=失敗)を避けて、ポジティヴな事象(=課題解決)が
小さくなってしまうのは、非常にもったいない。
フィニッシュをこうしよう、と狙っていると、キャッチがうまくいかない、なんてことは
よくある話だと思うけど、最低限フィニッシュをトレーニングするだけのキャッチのレベルを
担保できていればOK、くらいでいい。
そしてのちに、レベルの上がったフィニッシュに対応するキャッチを作り上げるために、
キャッチにフォーカスして積み上げる、というようなイメージ。
このステップアップの道筋を、いかに創作して提案できるかが鍵。